6月6日

和子牛急落 コスト高が影
 1年半ぶりに70万円割る
  先行き不安 導入鈍化

 和子牛の価格が大きく下がり、産地に動揺が広がっている。5月の取引では、主産地の九州を中心に前月から10万円以上下げる市場もあり、全国平均価格は約1年半ぶりに1頭70万円台を割った。飼料価格の高騰で飼育農家の先行き不透明感が強く、中下旬にかけて下げの連鎖が全国に拡大した。産地からは「繁殖農家の生産意欲が減退してしまう」と懸念する声が上がる。

    コメント

    PAGE TOP