4月22日

有機促進 教育と連携促す
    学校給食の利用念頭
みどり法案 参院委が付帯決議
 今日成立見通し

 参院農林水産委員会は21日、農業の環境負荷低減を目指す「みどりの食料システム戦略」関連法案を全会一致で可決した。環境負荷低減を進める際、農家らに負担が集中しないよう配慮することや、学校給食での有機農産物の利用促進を念頭に教育分野との連携促進などを求めた。22日の参院本会議で可決・成立する見通し。

再エネ適正管理検討
 4省初会合 地域共生へ課題整理

 農水省や経済産業省などは21日、再生可能エネルギー発電設備の適正な導入と管理の在り方を探る有識者検討会の初会合をオンラインで開いた。営農型太陽光発電を含め全国で導入が進む中、一部地域では森林伐採や災害、環境、設備廃棄などに対し、地域住民の懸念が高まっていることを踏まえ、地域との共生に向けて課題を整理し、必要な施策を検討することを確認した。

配合飼料高止まり
 2月 前年比18%高、過去最高水準

 配合飼料供給安定機構は、2月の配合飼料価格(全畜種平均)が前年同月を17.5%上回る1㌧当たり8万3323円だったと公表した。確認できる1983年以降で過去最高だった1月の同8万3381円から横ばいとなり、高止まりしている。穀物相場の上昇や円安などの影響を受けた。

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