4月15日

 農相「利点想定しがたい」
企業の農地取得 維新議員主張に
「あえて買う考え、理解できない。どうしてこだわるのか」
 参院委で答弁

 金子原二郎農相14日の参院農林水産委員会で、企業による農地取得を巡り「メリットは想定しがたい」との認識を示した。理由として、農地の取得費用がリース費用より「著しく高い」と説明。農地は最長50年間の借り入れが可能で、貸し剥がしもできないとし、リースでも土地改良や施設整備の実施に支障はないとの考えを示した。日本維新の会の梅村みずほ氏への答弁。

有機農業拡大で論戦
 野党「流通改革を」
 政府「意識を醸成」

  参院農水委 みどり法案巡り

 参院農林水産委員会14日、農業の環境負荷低減を目指す「みどりの食料システム戦略」新法案で掲げる有機農業の拡大を巡り議論した。野党は、有機農産物の需要拡大へ流通面の改革が必要だと主張。政府は、有機農業の意義を消費者らに広く伝える運動などを通じ、意識醸成を「一歩づつ進めていきたい」(金子原二郎農相)とした。

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