生息密度から獣害減らせ
1K㎡に鹿10頭以下→被害抑制
大阪府生物多様センター研究
簡易計測の手法開発
鹿の生息密度を1平方㌔㍍当たり10頭以下にすると農業被害が一定程度抑えられることが、大阪府立環境農林水産総合研究所生物多様センターの調べで分かった。密度を推定する独自の手法を開発。10頭を超えると急激に被害が増え、30頭以上では被害が横ばいだった。鹿を減らせば減らすほど被害が減るわけではないとして、科学的な根拠に基づいた管理目標の設定が必要だと指摘する。
首相、物価高対策を指示
飼料、肥料の対応焦点
岸田文雄首相は29日、ロシアによるウクライナ侵攻などに伴う原油や原材料、食料の高騰を受けた緊急対策の策定を指示した。農業では、飼料の高騰や肥料原料の安定調達への対応などが焦点になる。首相の下に関係閣僚会議を設け、与党と連携しながら4月末をめどに具体策をまとめる。
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