牛肉SG「発動しにくく」
TPP基準追加 日米で合意
日米両政府が合意した米国産牛肉への緊急輸入制限措置(セーフガード=SG)の新たな仕組みは、米国と環太平洋連携協定(TPP)加盟各国からの輸入量がTPPで定めるSGの基準数量を超えることが発動条件に追加された。米国からの輸入量が膨らんでも、TPP各国からの輸入動向次第で発動しない事態も想定され、「現状の仕組みより発動しにくくなった」(日本政府関係者)状況だ。
「農」「医」融合の新大学院
色で健康増進 全国初、愛媛大学に
愛媛大学は、農学と医学の両分野が連携して地域医療の充実に貢献することを目的に、同大学院に全国初となる「医療融合公衆衛生学環」を4月から開設する。これまで培ってきた公衆衛生分野の教育課程を土台に、食を通じた健康増進の教育に重点を置く。県産農産物の付加価値向上や食品開発、食を通じた健康づくりなど、さまざまな分野で活躍する人材を育成する。
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