3月11日

乳製品在庫削減へ基金
Jミルク 飼料転用や輸入置換

 Jミルクは10日、過去最高水準が見込まれる脱脂粉乳の過剰在庫対策の概要を明らかにした。生産者、乳業メーカー双方の負担で2022年度に約40億円きぼの基金を造成し、飼料用への転用や輸入原料からの置き換え、海外輸出などで在庫削減につなげる。今月末から乳業メーカーなど向けの説明会などを開き、協力を呼び掛けていく方針だ。
 春休み中の消費呼び掛け
 Jミルクと農水省は10日、生乳の需要緩和を受けた牛消費拡大策をそれぞれ発表した。Jミルクは学校給食関係者と連携し、「給食のない日に牛乳飲もう!プロジェクト(仮称)」を春休みや連休対策として立ち上げる。

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