2月25日

原油高騰 100ドル突破ウクライナ侵攻で7年ぶり

 【ロンドン時事】ロシアのウクライナ侵攻を受け、原油価格の代表的な指標の一つの英国産北海ブレント先物相場が24日、1バレル=100ドルを突破した。2014年9月以来、約7年5カ月ぶり。市場ではさらに上昇するとの見方もあり、ガソリン高などを通じ日本の消費者にも影響だ出そうだ。

ガソリン 7週連続値上がり経産省 補助金5円に据え置き

 経済産業省が24日発表した21日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、前週の調査と比べて1㍑当たり60銭高い172円ちょうどだった。政府は1月下旬から、価格を抑制するための補助金を石油元売り会社に支給しているが、7週連続の値上がりとなった。補助金は24日以降も据え置き、3週連続で上限額の支給となる。

「人・農地プラン」策定協議会経て市町村判断関連法改正で農水省

 地域の農地利用の将来像を描く「人・農地プラン」の法定化を巡り農水省が、プランを策定するかどうかを市町村の判断にゆだねる方向で検討していることが24日、分かった。地域の農家らによる協議を踏まえて策定を進めるが、一律に義務とはせず、地域の合意形成が進むなどして、市町村が策定すべきと判断した場合に策定するもとする。今通常国会で農業経営基盤強化促進法などを改正し、こうした対応を図る。

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