2月22日

みどり戦略 推進意欲経済安保で首相「化学肥料減へ」 予算案きょう衆院通過

 衆院予算委員会は22日、2022年度予算案を与党などの賛成多数で可決した。22日の本会議で可決、参院に送付される見通しで、憲法の規定により年度内成立が確実となる。岸田文雄首相は21日の締めくくり質疑で政権が重視する経済安全保障を巡り、みどりの食料システム戦略に基づき「海外依存度の高い化学肥料の利用低減などを進め、地域活性化を推進する」と述べた。自民党の葉梨康弘氏への答弁。

台湾、輸入規制を緩和福島など5県 ほぼ全食品 輸出可

 農水省は21日、台湾が東京電力福島第1原子力発電所事故後に日本産食品に設けてきた輸入規制を緩和したと発表した。福島、栃木、群馬、茨城、千葉の5県の全食品(酒類を除く)は、キノコ類や野生鳥獣肉などを除き同日から輸出が可能となった。一方、5県の食品は放射能性物質検査の報告書、全都道府県の食品は産地証明書の提出が必要となるなどの規制は続き、その撤廃が課題となる。

    コメント

    PAGE TOP