2月22日

「声聴く場」確保苦悩   コロナ禍、集落会合開けず

 農閑期に開く集落座談会など、農業者の話し合いの場が、新型コロナウイルスの影響で開きずらくなっている。今年の営農や地域農業の将来について議論を進めるのが難しく、自治体やJAは頭を悩ませている。オンラインの活用も模索する。

ネット活用を模索
 「非対面での意見募集は初めてなので戸惑っている」。青森県弘前市農政課の担当者は打ち明ける。

傾斜対応 小型草刈り機 国内初の方式、作業時間半減  農研機構など

 農研機構と福島県農業総合センター、IHIアグリテックは、最大45度の急傾斜地で使える小型リモコン式ハンマーナイフ草刈り機を開発した。ハンマーナイフ式の採用は国産で初めてで、雑草を刈り取る能力は同サイズの従来機の2倍。大規模生産者や法人経営向けを想定し、6月から台数限定で販売する。価格は360万円前後を予定する。

新国土形成計画で国土審議会女性・関係人口を有望視

 国土交通省は21日、新たな国土形成計画を検討する国土審議会計画部会で、地方の産業や地域コミュニティを支える人材を確保するための施策の方向性を示した。「女性」と「関係人口」を有望視し、それぞれの役割や育成に向けた課題を整理。有識者らは、労働条件の向上、外部人材の幅広い受け入れなどが必要だと指摘した。

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