5月26日

稲の硫黄欠乏 各地で
  収量低下、改善に石こう

 国内で通常起きないと考えられてきた水稲の「硫黄欠乏」が各地で発生している。分げつの停滞や窒素欠乏に似た葉の黄化、生育抑制や収量低下が起こる。窒素を与えても改善しないが、硫黄を含む石こう(硫酸カルシウム)投与で改善する。発生県は対策を検討しており、栃木県農業試験場は4月に研究成果を発表。広島県農業技術課は昨年11月の県内の発生状況と対策をホームページで公開した。

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