緑茶輸出好調15%増
1〜3月 健康志向高まり
産地、有機対応を加速
緑茶の輸出が好調だ。農水省の農林水産物輸出入統計によると1〜3月の緑茶の輸出額は前年同期比15%増の51億円だった。欧米での人気の高い抹茶を含む粉末状茶では同25%増。前年の主要国によるロックダウン(都市封鎖)の反動と、健康志向による需要の高まりが背景にある。産地では、海外でニーズが高まる有機茶の生産拡大の動きが活発化している。
資材高騰で具体的行動
G7農相会合 食料安保へ声明
ドイツで開かれていた日米欧など先進7ヵ国・地域(G7)による農相会合が14日(日本時間同日夜)、閉幕した。採択した共同声明では、ロシアのウクライナ侵攻を背景とした肥料などの生産資材や食料価格の高騰が、世界の食料安全保障に「さらなる圧力」を与えると懸念。高騰への対応に向けて、具体的に行動していくと表明した。
コメント