4月30日

林業産出額2年連続減
 20年 コロナ禍、住宅需要後退

 2020年の林業産出額が前年比2.9%減の4831億円となり、2年連続で減少したことが農水省のまとめで分かった。新型コロナウイルス禍で、住宅向けなどの木材生産量が減少したことが響いた。一方、コロナ禍の巣ごもり需要を背景にブナシメジなどで価格が上昇。栽培キノコ類の産出額は2年ぶりに増加した。

陸地の4割 ”土壌危機”
 国連推計 農畜産業などで劣化
  30億人が影響

 大量の水や農薬を使う農業や畜産業などにより、地球で砂漠化や劣化が進んでいる土地は全陸地の面積のうち最大40%に上ると推定されるとの報告書を、国連の砂漠化対策条約事務局(ドイツ・ボン)が発表した。砂漠化や土地の劣化、干ばつによって既に30億人が影響を受けていると指摘。今の傾向が続けば、さらに劣化の範囲が広がるとして対策を強化するように呼び掛けている。

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