4月27日

「鶏卵安定」発動しやすく
  小規模農家参加へ特例
      農水省骨子

 農水省は26日、鶏卵価格の下落時に補助金を支払う鶏卵生産者経営安定対策事業の見直しの骨子をまとめた。需給調整機能の強化へ事業の発動をしやすくする他、小規模生産者が参加しやすくなる特例も設け、加入率の維持・向上を図る。骨子を基に具体的な制度設計を進め、来年度からの見直しにつなげる。

子ども宅食に供給増へ
 備蓄米、上限引き上げ検討
  農水省

 農水省は26日の参院農林水産委員会で、子育て家庭に食材を届ける「子ども食卓」への政府備蓄米の無償提供を巡り、交付制限の上限を引き上げを検討する考えを示した。現在は運営団体ごとに1申請当たり300㌔までとしている。公明党の熊野正士氏への答弁。

地域のインフラ管理で国交省
  農村RMOを重視

 国土交通省は26日、国土審議会計画部会を開き、農地や道路、公共施設などの地域インフラを住民主導で維持する「地域管理構想」も策定を推進していくことを新たな国土形成計画などに盛り込む方針を示した。全国各地で構想の策定を後押しするため、特に農村では「農村型地域運営組織(農村RMO)」との連携を重視した。

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