運搬機事故 重症度高く
共済連、過去4年分析
JA共済連は26日、共済金支払いデータを基に農作業事故の発生要因や傾向の分析結果を発表した。前回2018年の結果と比べて、果実や資材などの運搬に使う農用運搬機事故の重傷度が上昇した。死亡や後遺障害につながる重大事故は農機で多く、中でも乗用トラクターの危険度が高い傾向は変わらなかった。
緊急対策 農水751億円
政府 小麦・肥料・飼料で
政府は26日、原油・物価高騰の緊急対策で、2022年度の予備費から、農林水産関係に751億円を支出する方針を固めた。高騰する輸入小麦対策として、原材料の国産小麦・米粉への切り替えなどに100億円、国産小麦の生産拡大、生産性向上に25億円を充てる。肥料対策では調達先の多角化などの支援に100億円を盛り込む。
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