4月2日

過疎1割人口「社会増」
 ーー持続可能な地域研が自治体分析
若い女性流入目立つ
地方都市は衰退加速

 2015年と20年の国勢調査を分析したところ、過疎指定を受ける全国の自治体の10.2%で人口が社会増になったことが、持続可能な地域社会総合研究所の調査で分かった。15年と10年を調べた前回調査から田園回帰の潮流が続いており、過疎自治体の4割で30代女性が増加。一方、過疎指定市町村では、人口減少の7割が「市」で発生していることも分かり、町村に比べ地方都市の過疎化が進んでいる傾向も見える。

生分解マルチ面積最高
  10年で倍 非認証製品に注意

 生分解性マルチの2020年度(20年6月~21年5月)の被覆面積や出荷量が過去最高になったことが、業界団体・農業用生物分解性資材普及会の調査で分かった。10年間で2倍超に増え、同普及会は環境意識の高まりが背景にあるとみる。一方、生分解性を保証する認証マークのない海外製品も流通しているとして、注意を喚起する。

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