2月28日

関係人口増へ目標値「地域に深く関わる」重視  国交省 具体化に向け検討

 国土交通省は、人口減少が進む地方の維持にむけて、特定の地域に通う「関係人口」の増加を目指し、目標値を設定する方向で検討に入った。農業現場を含め、人材不足に直面する地域の課題に対応するため、農作業や行事に携わるなど、地域により深く関わる人口の拡大を目指す。

生産者の期待高く 民間調査

 生産者を対象にした民間調査で、「産地で消費者と交流したいと」という回答が8割を超え、消費者との関係づくりを望む声が多いことが分かった。農産物ではなく、収穫などの作業を有料で提供する「体験商品」に関心を持つ生産者も半数を占めた。調査を手掛けた企業は、産地とつながる「関係人口」の創出を望む生産者が増えているとみる。

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