2月28日

飼料自給 機運高まる
 栽培適地や機械確保・・・課題は多く
  輸入品 続く高騰

 輸入飼料の価格が高騰する中、自給飼料の生産拡大に向けた機運が高まっている。だが、栽培適地や機械の確保といった課題から、大幅な拡大は難しいとみられる。肥料や海上運賃の高騰で飼料作物の種子も値上がりが見込まれ、拡大に水を差す可能性もある。
種子価格も懸念材料
 粗飼料の乾牧草の輸入価格は2021年12月、1㌧当たり4万5354円で前年同月を21%上回り、不安定な供給状況が続く。配合飼料価格(全畜種平均)も同月、前年同月を20%上回る同8万329円だった。

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