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侵入防いで被害軽減 獣害対策 あの手この手
野生鳥獣による農作物の被害が後を絶たない。2020年度の被害額は161億円で、このうち102億円は鹿とイノシシによる被害が占める。メーカー各社は、さまざまな手法で害獣を農地に侵入させない資材をそろえている。
■ 赤城商会(群馬県渋川市)は、農地への通り道に設置して害獣の侵入を防ぐ「わたれませんLIG
HT(ライト)」を販売する。
■ 小野精工(宮城県岩沼市)の「逃げまるくん」は、動物が強い光の刺激から目を守ろうとする習性
を利用し、レーザー光で害獣を追い払おうという装置。
■ 獣害予防のために広く利用されている電気柵。だが見回りに労力がかかり、破損や漏電に気付かず
に作物を荒らされる場合もある。対策として、協和テクノ(長野県須坂市)は、電気柵の電圧を離
れた場所から確認できるシステム「エフモスジュニア」を販売する。
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