2月16日

免れた廃乳危機ー機運維持へ生乳 応援消費を全力応援

 年末年始の生乳の需給緩和問題で高まった応援消費の機運を次の一手につなげようと、産地や小売りが牛乳の消費拡大企画を相次いで打ち出している。家庭で取り入れやすいレシピの提案や、朝に牛乳を飲む習慣を喚起するテレビCMの放映など、多彩な企画で消費を盛り上げる。

コロナ禍での増産来年度も

 Jミルクがまとめた2022年度の生乳需給見通しによると、全国の生産量は前年度比0・8%増の771万㌧で4年連続の増産となる見込み。一方、新型コロナウイルス禍による需要低迷が長期化し、「需給ギャップが拡大する可能性が高い」と警鐘を鳴らす。

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