5月19日

地元堆肥使い混合肥料
  高騰下コスト減
  土壌特性も反映

 長野県のJA佐久浅間は、JAが扱う地元の堆肥に化学肥料を混ぜたペレット型の指定混合肥料「望ちゃん」を発売した。原料が高騰する化学肥料の量を抑えコストを下げる。さらに地域の土壌の特性に合わせて成分を調整した。ペレット型のため、散布作業の省力化になるのも特徴だ。製造会社をJAに紹介したJA全農長野によると、JA独自の堆肥を使った指定混合肥料は全国初という。

登場から1年ーー「国消国産」認知度4割
  乃木坂効果も?■行動変容はわずか
  全中調べ

 国民に必要な食料をできるだけ国内で生産する「国消国産」の認知度が、2021年12月時点で44%だったことがJA全中の調べで分かった。言葉の登場から1年ほどで「一定の広がりがあった」(広報部)。一方、買い物で国産を選ぶ人は増えていないなど、どう実践に結びつけるかが課題となる。

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