豚熱イノシシ 地図で確認
農場周辺、把握容易に
農水省HPで公開
農水省は、豚熱に感染したイノシシの確認や経口ワクチンの散布場所を同省ホームページ(HP)に掲載している地図上で確認できるようにした。農家が自らの農場周辺の状況を把握し、飼養衛生管理に役立ててもらう。感染イノシシの分布状況の発信を通じて、各県にイノシシの豚熱検査数の増加を促す狙いもある。
生産者負担 多数県で増
牛マルキン 肉専用種最大2・8万円
農畜産業振興機構(alic)は、2022年度の肉用牛肥育経営安定交付金制度(牛マルキン)の生産者負担金単価を公表した。肉専用種は、県ごとに異なり1頭あたり5000円から2万8000円。21年度は全県一律で5000円だったが、22年度はもと畜費の上昇から多くの県で負担水準が上がる。
ウクライナ穀物輸出停滞
黒海の港 閉鎖続き
4月需給見通し 1900万㌧に引き上げ
ロシアの侵攻を受けたウクライナの穀物輸出が停滞している。米農務省は毎月発表している農産品の需給見通しで、小麦の輸出量を引き下げている。「欧州の穀倉」といわれる農業国ウクライナでの戦闘が長期化すれば、さらなる供給停滞の可能性もある。
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