4月6日

脂肪のおいしさ追求
鹿児島全共まで半年
 41道府県代表選び進む

 10月に鹿児島県で開かれる第12回全国和牛能力共進会=📎=(鹿児島全共)の最終比較審査まで、6日で半年となった。過去最多の41道府県が参加。現在は各地で巡回などを通じ、九つの区の代表となる牛を絞り込んでいる。出品牛は8月中に出そろう見通しだ。

📎 和牛全共 和牛の改良成果や飼養管理技術を競う全国最大の共進会。1966年からおおむね5年に1度開かれ、「和牛のオリンピック」とされる。種雄牛候補の雄牛や繁殖雌牛の姿・体形で優秀な子牛をつくる能力を評価する「種牛の部」と、枝肉の質・量を評価する「肉牛の部」がある。

小麦 国産転換・増産を
  自民、高騰対策で提言

 自民党は5日の農林合同会議で、政府が月内に策定する原油・物価高騰緊急対策に向けた提言をまとめた。輸入小麦の高騰を巡り、国産の米や米粉、小麦製品の需要拡大や国産小麦の増産支援を要請。配合飼料価格安定制度の基金の積み増しや、肥料原料の調達先の多角化を支援することも掲げた。

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