4月5日

米国産桃 検疫協議
輸入解禁要請 日本産と競合恐れ

 日本政府は米国政府との間で、同国産の桃の生果実の輸入解禁に向けた検疫協議に入る。日本は病害虫の侵入を防ぐため、多くの国から桃の生果実の輸入を認めていないが、米国から輸入解禁の要請があったため。同国は桃の生産量が世界で6番目に多い。今後、輸入が解禁されれば、国内品の競合相手となる可能性がある。

廃用牛価格下げ
増産抑制が影響

 乳製品の需給緩和に伴い生乳の増産抑制を進める北海道で、廃用牛の出荷が相次ぎ、価格が大幅に低迷している。増産抑制の一環で農家が牛の廃用を早めたことや離農で出回りが増え、12月と1月の廃用牛平均価格は前年同月比で3割安。販売収入が減り、飼料高騰に悩む酪農経営に追い打ちをかけている。

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