牛リンパ腫発症予測

北大など技術開発
早期淘汰可能に

 北海道大学など5団体から成る研究チームは、牛伝染性リンパ腫=📎=に感染した疑いのある牛が発症するかどうかを、高精度で予測できる技術を開発した。同病は国内牛の35%以上が原因ウイルスに感染しているとされ、感染すれは全廃棄となる場合もある。感染が疑われる段階で検査してリスクが高い牛を把握できれば、早期淘汰(とうた)などにより、経営への負担を軽減できる。

📎 牛伝染性リンパ腫  主に牛伝染性リンパ腫ウイルスの感染が原因で、吸血昆虫などを通じて血液感染する。発症した牛は淘汰対象となり廃棄となる。2021年発生数は4375頭。牛の監視伝染病の中では最多という。

 

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