和牛改良の未来

放牧適性に目を向けよ

 「全国和牛能力共進会(和牛全共)が閉幕し、新たな和牛改良の方向性が焦点となる。黒毛和種の改良は「食味性の向上」に重点を置いてきたが、今後は放牧適性も検討してもらいたい。飼料高、労働力不足対策にもつながり、育種・改良面から支援できれば普及は加速する。

 畜産はもともと、草や食品残さなど人間が食べない物を・・・

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